中折れ.コム

中折れ対策

HOME | 理由 | 対処法

突然の中折れ…すぐにできる対策や治療方法はある?

中折れは男性にとって非常にショックな出来事です。EDは40代〜50代に最も多いとされていますが、近年では20代や30代でもEDに悩む男性が増えています。

「セックスでイケない、途中で中折れをしてしまう」そうしたストレスがセックスに対する不安に繋がります。

その不安やストレスでまた次のセックスで失敗してしまうという悪循環を繰り返さないためにも、中折れの対策をしっかり行い、セックスへの自信を取り戻しましょう。

中折れとは

中折れとは、セックスの最中に勃起が収まり、ペニスが萎えてしまう状態のことをいいます。
勃起自体は正常にするため、挿入はできるのですが射精に至ることができません。全く勃起をしないEDとは違うため、中折れはEDではないと思っている方が多いのも特徴です。

しかし、中折れも立派なEDの症状の一つであり、こんなアンケート結果も出ています。バイアグラを作っているファイザー製薬が、2009年に成人男性7710人を対象に行なった調査では、40代で約6割の方が中折れの経験があると回答をしたのです。
30代でも約4割が中折れ経験があり、EDは決して中年男性特有の悩みではないことがわかりました。

男としてのプライドもあるため、決して自分がEDであることを認めたくないといったことから、適切な治療や対策を行わない人が多いのも事実です。

原因は?なんでフニャるの?

中折れは、セックスの最中にペニスが萎えてしまい、その後勃起をしなくなってしまうといった症状です。

一度は勃起をするものの、途中で萎えてしまうので最後までイケないのです。

勃起のメカニズムは複雑で、まずは脳が性的な興奮を覚えると勃起中枢神経に信号が伝わります。それによって一酸化窒素が放出され血管が拡張されます。
その後サイクリックGMPという物質が生み出され海綿体が弛緩され、血液が海綿体に充血し勃起します。
海綿体に流れ込む血液が滞留することで勃起状態は維持されるのですが、何らかの理由により血液が流出してしまうと萎えてしまいます。

これがセックスの最中に起きてしまうと「中折れ」となってしまうのです。

対策一覧

中折れには原因の種類によって対策が異なります。心因性の原因であれば体調管理、メカニズムに異常があるなら病院へ行くなどの改善策があります。
それぞれ、自分の中折れの症状に合わせた対策をすることが大切です。間違った対策を行うことでEDが悪化してしまう可能性があるので注意しましょう。

バイアグラ

現在発売しているED治療薬として最も日ポピュラーなのがバイアグラです。
1999年の発売以降絶大な支持を集め、今でも多くのED患者を助けている薬です。

勃起が萎えるメカニズムとしては、ホスホジエステラーゼ5番という酵素が大きく影響しています。
セックスが終わると海綿体に滞留している血液がまた流れ出ていきます。これを助ける酵素がホスホジエステラーゼ5番(PDE5)で、勃起に必要なサイクリックGMPを消す役割があります。
セックスの最中にPDE5が放出されてしまうと中折れとなってしまうので、バイアグラはこのPDE5をブロックする役割を担っています。
バイアグラは精力剤とは違うので、性欲の改善策には有効ではありません。バイアグラはあくまでセックス中の勃起状態を維持するための薬です。
服用したからと言って勃起するわけではなく、脳が性的な興奮を覚えてはじめて効果が現れます。

バイアグラをはじめとする、シアリスやレビトラは医師の説明を受けて、正規ルートで輸入された薬を処方してもらいましょう。

インターネットで個人輸入をすると偽物を掴まされる可能性があり大変危険です。偽造薬品はEDが悪化する可能性があるだけではなく、思わぬ健康被害を招く場合があります。また、これらの薬は併用禁忌薬がありますので、現在服用中の別の薬と飲み合わせると副作用などで身体に害を及ぼす危険性があります。

必ず病院で現在服用中の薬を伝えた上で、適切な薬を処方してもらうことをおすすめします。

サプリ

薬に頼らない中折れの改善策として有効なのがサプリメントです。サプリメントで試してみて、症状の改善が見られなかったら病院へ行くのも一つの手です。

サプリメントとED治療薬の最大の違いは「毎日飲み続ける点」です。薬の力で勃起状態を維持するED治療薬と違い、サプリメントは中折れを改善する酵素を日頃から作り出す効果があります。一般的な健康食品と同じ扱いなので医師の診断もいりません。

ED治療薬のように医学的に効果が実証されているわけではありませんが、毎日飲み続けることで精神的な面でも自信を取り戻す手助けとなります。

中折れ改善に効果的なサプリメントは、有名なものではアルギニンやマカが含まれているものが良いとされています。

アルギニンには勃起に必要な一酸化窒素を生成する働きがあります。マカにもアルギニンが含まれている上に、滋養強壮効果があると言われています。

その他には、クラチャイダムも多くのアルギニンが含まれているため中折れ改善のサプリメントとしてはおすすめです。

男性ホルモンの成分であるテストステロンを増やす効果のあるトンカットアリや血流を促進させるレスベラトロールが含まれているサプリメントも中折れ改善の効果が見込めます。

トレーニング

勃起力に関わる筋肉をトレーニングして日頃から鍛えておくことも中折れ対策には有効です。

骨盤底筋群と呼ばれる筋肉は、海綿体に滞留している血液の流出を防ぐ役割があります。この骨盤底筋群を鍛えることで、一度海綿体内に充血した血が流出しにくくなり、勃起力の維持が期待できます。

おすすめのトレーニング方法はスクワットです。しっかり背筋を伸ばし、頭の後ろで腕を組んだらそのままの状態でゆっくり腰を下ろします。ゆっくり丁寧に1セットで10回以上は行いましょう。

いきなり何度も繰り返すより、慣れてきたら回数を増やすことの方が重要です。スクワットによって骨盤底筋群を始めとする肛門周辺の筋肉が効果的に鍛えられます。

また、スクワットに合わせて肛門を締めて緩めるトレーニングも取り入れると効果的と言われています。

肛門トレーニングは骨盤底筋群を直接鍛えることができます。これらのトレーニングを毎日行うことで、中折れしにくい強い勃起力を手に入れることができます。

通院

中折れを始めとするEDの治療は泌尿器科でもできます。何科を受診していいのかわからず、間違えて恥ずかしい思いをしないように予めED治療をしているかどうか確認をしてから病院へ行きましょう。

ED治療は保険適用外ですので、診察料も薬代も全て自己負担となります。

とは言え、薬代もそう高くないことから高額負担とはならないようです。

病院ではバイアグラやレビトラ、シアリスといった薬を処方してもらえるので、サプリやトレーニングでも中折れが治らなかった際には受診することをおすすめします。

メンタルケア

通院で薬を処方してもらうデメリットは、やはり服薬によるED治療になってしまうということです。

バイアグラやレビトラは勃起を収めようとするPDE5をブロックするだけで、根本的なED治療薬とは言い切れません。

心因性の中折れであれば、メンタルケアをすることが重要です。具体的には、セックスに対する不安をなくすことですが、これにはパートナーの協力は必須です。

中折れというと男性のみに原因があると思われがちですが、近年では不妊治療による排卵日に合わせたセックスに、非常に強いストレスを感じる事による中折れも多いと言われています。

パートナーとの関係を壊したくないことから、なかなかストレスを感じていることを言い出せない男性も多いのではないでしょうか?

しかし、中折れは両者で乗り越えることが大切です。焦らずお互いが安心して身を委ねることができる関係性を築くことから、中折れ治療をはじめてはどうでしょうか。

こちらも読まれています。