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遅漏と中折れ

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中折れと遅漏は違う

中折れと遅漏は厳密には別の問題です。まず、中折れとはセックスの最中に女性の膣内でペニスが萎えてしまうことを意味します。遅漏とは、セックスで女性の膣内での射精に長い時間がかかることです。どちらも、勃起して膣内への挿入はできているが、射精には至らないということで同一問題として見られていますが、実際にはそれぞれ別の症状なのです。
しかし、遅漏が原因で中折れをしてしまう可能性はあるので、自分の今の状態が遅漏なのか中折れなのかをしっかり把握して置くことが大切です。それぞれ原因や対策、治療方法が異なりますので、症状に合わせた対策をするようにしましょう。

中折れとは

中折れとは、勃起はするので膣内への挿入は可能であるが、セックスの最中に徐々にペニスが萎えてきてしまうことです。EDの一種で、40代〜50代に多く見られる症状です。オナニーでは射精できるのに、セックスだと射精できないといった人が多く、勃起しないわけではないから治療の必要はないと考えている人が多いのが特徴です。

なぜ中折れが起きるのかというと、勃起のメカニズムに異常が起きているからです。通常、勃起をするためには脳からの信号が重要となります。強い性的な興奮を覚えた脳が、勃起中枢へ信号を送ります。
それによって体内では一酸化窒素が生産され、血管を拡張させるサイクリックGMPという物質が増えます。拡張した血管により海綿体に大量の血液が流れ、ペニスが膨張することを勃起と呼んでいるのです。
本来、大量の血液が海綿体に流れた際に、同時にその血液を流出させないようにしなければいけません。しかし、その制御がうまくいかずに海綿体から一度大量に流れた血液が再び流れ出てしまいます。これによってペニスが萎えてしまうので中折れをしてしまうのです。

セックスが終わった後には、PDE5という勃起を萎えさせる酵素が分泌されるのですが、中折れをしてしまう人は、この酵素の分泌のタイミングが早くなってしまっているのです。その酵素をブロックするのが、バイアグラやレビトラといった薬なのです。中折れはストレスや男性ホルモンの量が影響していることも多く、原因は多岐にわたるとされています。

遅漏とは

遅漏とは、セックス時に射精をするまでの時間が異常なほど長いことを言います。セックスで挿入はできるのですが、中々射精ができずに、重度な遅漏になるとそのまま射精せずに終わることもあります。オナニーのしすぎや精神的な問題が原因と言われています。一般的に男性がセックスで射精をするためには、挿入後7分〜12分ほどと言われています。もし、挿入時間が12分を大幅に上回っているようであれば遅漏の疑いがあります。

遅漏が中折れの原因になる場合も

もし、挿入から20分異常経っても射精ができない場合は、恐らく遅漏でしょう。長時間勃起し続けることは不可能ですので、遅漏で中々イケない為に萎えてしまうこともあります。セックスの最中でペニスが萎えてしまうという意味では、症状としては中折れと同じです。しかし、20分も勃起し続けていたのであれば、20分以内に射精に至ることができれば中折れとは言いません。つまり、遅漏が原因で中折れをしてしまっている可能性があるということです。
この場合、対策すべきは中折れではなく遅漏です。遅漏を治すことで適切な時間内であれば中折れせずセックスができるようになるでしょう。

それは膣内射精障害かも

「もしかしたら遅漏かも…」と感じた時、他にも気にすべき点があります。それは、どの程度の遅漏なのかということです。例えば、膣内でも射精ができず、パートナーの口や手の刺激であっての射精できないという場合には、軽度の膣内射精障害である可能性があります。つまり、自分の手でするオナニーでしかイケない状態です。この場合には、射精障害の一種なので遅漏とは別の問題となってきます。恐らく、自分のだけの射精のツボや気持ちいい圧力ができてしまっているので、それをなんとかしないと膣内射精障害は治りません。時間をかければイケる遅漏とは違いますので、同一視しないようにしましょう。

自分の症状はどれか確認する

「挿入後、数分でペニスが萎えてしまう」このような症状の人は中折れの疑いがあります。PDE5の分泌をブロックするバイアグラなどの薬を服用して症状が改善する可能性があります。他にも、ストレスや身体の疲れから中折れしている場合もあるので、自分の健康状態などを今一度見直すようにしましょう。

「挿入後、20分以上経過してペニスが萎えてしまう」このような症状の人は遅漏の疑いがあります。中折れしてしまう前に射精をすることができれば、遅漏ということになります。日頃のオナニーの仕方を見直して、自分がどの程度の遅漏であるかを見極めましょう。

「挿入後何分経過しても射精せず、口や手でも射精できない」このような症状の人は膣内射精障害の疑いがあります。自分のオナニーでは射精できるのであれば、オナニーの方法を見直してまずはパートナーの口や手でも射精できるように治療をしていく必要があります。

間違ったオナニーが原因

中折れ、遅漏、膣内射精障害のどれにも原因として当てはまるのが「間違ったオナニーをしている可能性がある」ということです。例えば、強い力でペニスを擦りつけていたりすると、強い刺激がないとイケなくなります。女性の膣内の圧力は非常に弱いものです。日頃強い力でオナニーをしてしまっていると、その圧力にペニスが萎えてしまい、膣内の圧力では気持ちいいと感じなくなってしまうのです。
その結果、「挿入後すぐに萎えてしまう」「射精まで時間がかかる」「射精ができない」といったそれぞれの症状が現れてしまうのです。また、オナニーのしすぎも中折れや遅漏を引き起こす原因になります。成人男性の適切なオナニーの回数は1日1回とされています。精子が満足な状態まで溜まるのに3日はかかると言われていますので、セックスの前にオナニーをしすぎていると中折れをしたり遅漏になってしまったりします。

サプリや正しいオナニーで治す

セックスで射精をするためには、日頃からサプリメントを服用するのがおすすめです。もし中折れに悩んでいるのであれば、アルギニンを多く含んだサプリメントがおすすめです。アルギニンは一酸化窒素を増やす働きがあるので、勃起しやすくなり、また萎えにくくなるといった特徴があります。
アルギニンやクラチャイダムといったサプリは遅漏の方にもおすすめです。残念ながら、遅漏はオナニーの方法を見直す以外に改善方法がありません。しかし、日頃から勃起力や精力を高めておくことで、性的な興奮が高まり射精ができる可能性があります。
サプリメント服用と併用して、日頃から、適切な回数で優しい力でオナニーをするように心がけましょう。また、セックスで射精できる自信がないようでしたら、セックスをする3日ほど前からオナニーをやめることで、性欲も高まり射精しやすくなります。

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